電機メーカーに勤めていた頃は「基本と正道」を守ることがすべてに優先すると、年に一回程度、思い出していましたが、行政書士の使命は行政書士法という法律によってかなり厳しい表現で規定されています。
行政書士は、国民と行政とのきずなとして、国民の生活向上と社会の繁栄進歩に貢献することを使命とする。
一、 行政書士は、使命に徹し、名誉を守り、国民の信頼に応える。
二、 行政書士は、国民の権利を擁護するとともに義務の履行に寄与する。
三、 行政書士は、法令会則を守り、業務に精通し、公正誠実に職務をう。
四、 行政書士は、人格を磨き、良識と教養の陶冶を心がける。
五、 行政書士は、相互の融和をはかり、信義に反してはならない。
上記四の陶冶とは「とうや」と読みます。辞書で調べないとわからない言葉です。 意味はもっと勉強しなさいということ。 実際、千葉県行政書士会、支部そして有志でも研修や勉強会が多くてびっくりです。 だいたい1コマ(2時間)で2,000円程度なので良心的だと思います。 日本行政書士会のVOD研修というのもあって、そちらは無料が多いです。