新型コロナウイルスに端を発する世界同時不況は、2008年のリーマンショックや1987年のブラックマンデーどころではなく、1929年の世界大恐慌並みの影響・不安・恐怖が世界を覆ってきた感がします。
世界の景気と直接関係はありませんが、これからのさくらい行政書士事務所の運営を考えたところ、「地域社会のため、貴方のため、お役にたちたい」という理念を実行する上で、お客さんに対する私のコミットメントとして「ARSCの実行」を思いつきました。
「ARSC」はアルソックではありません。 Advise、Represent、Support、Conciergeの頭文字で、アースクと呼ぶのでしょうが、私の造語です。
行政書士、またはファイナンシャルプランナーの業務は100%サービス業です。 各種許認可申請、民亊法務(相続関連、成年後見、離婚関連など)、企業法務、外国人のビザ申請など、どれもそれぞれが独立した奥の深い業務であり、お客さまは様々な疑問や不安を抱え、誰に相談するれば解決するか迷うことが多いと思います。
そのような疑問、不安、迷いに対して、私に何ができるかを考えた結果、「ARSC」という言葉に集約し表現できるのではないかと考えた次第です。
①Advise:名詞のAdviceではなくTo Adviseで、助言をすること。法律系の士業は「先生」と呼ばれ、ついつい法律用語が出てしまいますが、できるだけ丁寧にわかりやすく説明をする方が良いでしょう。 許認可申請一つでも、その法令を読み、行政側と申請者の間に立って、申請者の要望に沿うベストな助言することを目指します。場合によっては行政側へ助言することもあり得るでしょう。
②Represent:これも動詞で、To Representで、代行・代理する意味です。委任状をもらい、代理人として戸籍や住民票を取得し、申請書類を作成し、申請・訂正・受取りなどを行う実務的な単語です。実務的なことなのですが、引き受けた業務をきちんと最後までスピード感・日程感を持った代行・代理を目指しています。
③Support:まさに支援をすることですが、ほとんどの許認可申請は一回きりです。 しかし、その許認可に関連する事柄である標識の掲示、変更届け、更新、研修の受講など、長~く、しっかり支援していければと願っています。
④Concierge:これだけフランス語で、ホテルなどのコンシェルジュと同じ意味です。 ホテルの場合、コンシェルジュは近くのレストランの予約、観光チケット手配など、よろず世話係なのですが、重要な要素は「頼みやすさ」「安心感」「信頼感」だと思います。 それをヒントとして行政書士&FPとしてどうやってコミットするかを考えてみたところ、「にっこり」して引き受ける心構えだと考えました。 また、余計なおせっかいにならないよう注意しつつ、必要なおせっかいは積極的に焼くことにしたいと思います。
これが私のコミットメント、「ARSCの実行」を目指す意味です。
このブログの中で断トツでアクセスが多いカテゴリーが「行政書士事務所の開業」なので、これから開業しようと考えている方への参考になればとも思います。